成人の喘息
喘息は、空気の通り道＝気道である気管支が炎症することで、狭くなり発症する病気です。
喘息の原因は主にアレルギー性の炎症によるものが多く、炎症を放置しておくと気道の粘膜が変化して、気道が狭くなり元に戻らなくなってしまい、喘息発作が起こりやすり状態となり慢性化します。
成人の気管支喘息が最近では増えており、過去30年の間に3倍余り増加したとも言われています。
喘息が慢性化すると、突然咳き込んだり、呼吸をするたびに、喘鳴というゼイゼイ、ヒューヒューといった音がする呼吸音になります。
成人の気管支喘息は、アレルゲン＝アレルギー反応を起こす物質を特定できないものが多く、風邪、疲労、ストレスによって喘息になると考えられています。
以前に小児喘息にかかったことがある場合、大人になって再発するケースは少ないといわれています。
喘息は、深夜から明け方に起こることが多いこと、温度差がある場所に移動したときなどに、咳込むことが特徴となっています。
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Last update:2018/3/30